胃潰瘍ってどんな病気?
胃潰瘍(いかいよう)は、胃から分泌される胃酸(食べ物を粥状に消化し、外からの細菌の侵入を阻止するするために分泌するペプシンという成分を含む強力な酸)と、そのままでは胃の粘膜をも溶かしてしまうほど胃酸から胃壁(粘膜)を守るため自ら分泌している粘液とのバランスが崩れ、その胃酸によって胃粘膜まで消化して、初めは胃壁の表面がただれる程度ですが、それが進行すると傷となり胃壁に穴が空き、痛みを感じたり、場合によっては出血を起こす病気です。
更に進行して重度の胃潰瘍の場合は、粘膜の最も下の層からその下の筋肉層にまで達し、ひどい場合には筋肉層の下の漿膜層に穴があき、ときには穴が胃壁を突き抜けてしまうこともあります。また、十二指腸壁も胃壁と似た構造で、十二指腸潰瘍もやはり胃液と粘液との不均衡が生じて、十二指腸壁がおかされ起こるのです。胃・十二指腸潰瘍で、消化性潰瘍とも呼ばれています。


